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岡田斗司夫から学ぶ『評価経済社会』と『カリスマ論』【書評】

 

こんちは!わたぽんです。

 

今回は、岡田斗司夫「カリスマ論」を読んだので、まとめつつ感想を書いていきます。

 

 

来たる『評価経済社会

 

古代より、人間は物々交換によって必要なモノを手に入れ、生活をしてきました。効率が悪く単純ですが、これを『物々交換経済社会』と呼びます。

 

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  • Aを持っているけど、Bが欲しい
  • Bを持っているけど、Aが欲しい

 

↑のような組み合わせが市場にいた時に、それぞれが持っているA, Bというモノを交換することによって、互いが満足していたわけです。

 

でも、そこには重大な欠点がありました。

それは「組み合わせのマッチングに費用がかかりすぎる」ということです。

ここでの費用は、時間的・金銭的な意味合いになります。

特定の組み合わせを見つけることは非効率であると、次第に人間は思い始めました。

 

そこで、権力の信用に基づき、ある一定の価値基準を設けようということで「貨幣」が生まれました。

貝殻や米俵、銅銭などから始まり、現在では紙幣が主流になっています。

これが貨幣経済社会』

 

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では評価経済社会とは一体なんなのか?

岡田斗司夫氏は、このように定義しています。

 

人気者、有名人、イケメンor美人、そしてカリスマなど、高い評価を得られる人間ほど、他人に強い影響を与えられる社会

 

「?」となった方もいるかと思います。

 

要するに、「他人からの評価が絶対的価値を持つ社会」のこと。

評価経済社会においては「評価」が「貨幣」よりも強い価値を持ちます。

お金も人も、評価や信用の元に集まってくると主張してます。

 

新興宗教っぽいですか??

まあ、めっちゃ簡単に言うと、ホリエモンみたいにたくさんのファンを持つ有名人が一人勝ちする社会」ってこと。

いわば、『カリスマ』が得をする世の中ってことです。

 

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カリスマとは?

 

「じゃあ『カリスマ』ってなんやねん!」って思われたかもしれませんね。

本書では、「広い範囲に、強い影響力を持つ人」『カリスマ』として取り扱います。一流芸能人や超有名人のことです。

そして、この『カリスマ』。実は、皆共通して、以下の4つの要素を持っています。

 

  1. シナリオライター
  2. パフォーマー
  3. プロデューサー
  4. トリックスター

 

難しく見えますが、定義は至ってシンプル!

 

シナリオライターは、世界と人間のシナリオを描く能力のこと。

我々一般ピーポーにとって、世界とは現象でしかなく、ただ起きたことを受け入れ続けるしかありません。

けれど、それぞれの『カリスマ』の目にはハッキリとした未来図が映っています。

周りからすれば完全に「なに考えてんのコイツ・・・」ですが、彼らにはどんな世の中になっていくかが手に取るように分かるのです。

 

パフォーマーは、自分でアクションを起こす能力。

自らがパフォーマーとなって、行動を起こし続けるスキルです。

 

「プロデューサー」は、大きなムーブメントを起こす能力。

世の中の動きを変えるため、業界の構造を変えるため、広い視野を持って多く人を動かすスキルです。

 

最後にトリックスター

既得権益にあらがい、社会を引っかき回す能力のことです。

「常識にとらわれない」とも言い換えられますかね。

 

現在こういった要素を併せ持つ『カリスマ』たちが、サロンやメールマガジン、ライブやクラウドファンディングといった活動を通してビジネスを構築したり、一国の先頭に立って人々を動かしたりと、大小異なるムーブメントを起こし続けているのです。

 

それはまさにホリエモンだったり、スティーブ・ジョブスだったり。

歴史上の人物だと織田信長岡本太郎政治界では安倍晋三総理大臣やプーチン首相、芸能界では有吉弘行マツコ・デラックスといった面々が挙げられます。

結構クセの強いメンバーですよね笑

 

小さなカリスマと大きなムーブメント

 

上に挙げたような大カリスマじゃなくても、もっと影響力の小さい小カリスマがいます。

こちらの方がもっとイメージしやすいかと。

 

例えばホームレス小谷さん。

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出典:http://yugamigachi.thebase.in/items/2263348

 

彼は元芸人でしたが、ある時から住んでいたアパートを解約し、ホームレスにジョブチェンジしました。

そして、自分の一日を50円で売って暮らしています。草刈りからおつかいまでなんでもアリ。

生きているというよりかは、人の恩に生かされているとでも言いましょうか・・・。

そんな彼ですが、なぜか芸人時代よりもいい暮らしをしていて、結婚もできたそうな。

 

 

あるいは、Youtuber・ジョーブログのジョーさん。

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出典:http://profile.ameba.jp/4225816/

 

ホリエモンスティーブ・ジョブスほどではないにしても、確かな影響力を持った人なんですよね。

彼はママチャリ日本一周やアメリカ0円横断やバー開業などを経験したそう。

まさに自分のやりたいことを仕事にしています!

 

彼らのような小さなカリスマになることで、巻き込む範囲は小さくとも、自分のファンとサポーターを巻き込みながら大きなムーブメントを起こすことも可能なのです。

簡単ではないけど、より現実味はありますよね。

 

カリスマ時代を生きる

 

ネットの普及とSNSの登場で、個人の影響力がさらに大きくなり、無名であっても声を挙げられるようになりました。

そして、お金よりも評価が先行する世の中に移行しつつあります。

 

そんな評価経済社会』『カリスマ時代』で、リスクを取ってカリスマを目指すのも良し、「推しメン」を見つけてカリスマのサポーターになるのも良し。

 

あなたはこの新しい時代をどのように生きたいですか?

 

感想

 

評価経済社会というのは新しい概念で、まだ一般に受け入れられないだろうなあとは思いました。

でも、確実に変化は起き始めているような気がします。

 

ネットの普及・AIの発達により、人と人は繋がりやすくなり、人の価値がめちゃくちゃ高まってきました。「金」よりも「人」。実際クラウドファンディングなんかをみても「世の中のお金って余ってない?」と気付かされます。

 

だからこそ「信用」「影響力」「発信力」「カリスマ性」はマジで大事!そのためにブログをやってるってのもありますしね。

 

まあ、不安というか、何が起こるか全く分からないというのが正直な感想です。個人が声をあげてムーブメントを起こすことが可能になる反面、今まで通りのことをやっても物足らず、変化がさらに激しくなるでしょうから。

 

とりあえず、こんな画期的なことを考えた著者・岡田斗司夫氏はすげえ。

以上。笑

 

では!