れーぞん・でーとる

立教生が旅・本、映画、アニメ・大学生活を遊び尽くすブログ

漫画「君たちはどう生きるか」自分の人生を改めて考えさせてくれる良書でした

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わたぽんです。ミーハーなので、今更ながら読みました。『君たちはどう生きるか』

「コペル君とおじさんが日々の出来事を通して、『人生をいかに生きるべきか』について教えてくれる」という内容。80年前に出版された歴史的名著がついに漫画化されました。

 

現在50万部売れてるそうですね、すごい...。サクっと読める良書だったので、印象に残った部分について考えてみます。

 

自分が本当に感じたことを大事にする

こういうことについてまず肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもゴマ化したりしてはいけない。  

初めの方に書かれたこの言葉を読んで、一気に引き込まれました。「自分の中の生き生きとした感情を大切にする」

 

学校や周りの大人は「良い大学に入って、良い会社に入って、安定した人生を送りなさい」とよく言います。たしかに親や先生からすると、子供にリスクを取って失敗してもらいたくないのでしょう。

 

けれど自分が本当に感じたことでないと、自分が心から納得した選択でないと、他人の声に従って生きることになります。「安定していて起伏のない人生」と引き換えに、違和感を抱えたまま生きることになるのではないでしょうか?

 

ぼくには『世界中の面白い場所を歩いて、ブログやYoutubeで発信しまくりたい』という夢があります。でも最近は変化のない毎日を送る中で、「そんなの無理なんじゃないか?とりあえず食いっぱぐれないために就職すべきなんじゃないか?」と考えてしまう自分がいます。

 

そんな折にこの一文を読んでハッとしました。自分の心の声を大事にしなくちゃダメなんです!周りの雑音に流されず自分の意志を貫くことは簡単じゃないけれど、悔いなく生きるためには不可欠なのだと、改めて気づかされました。

 

苦しむのは、正しい道に向かおうとしているから

正しい理性の声に従って行動するだけの力が、もし僕たちにないのだったら、何で悔恨の苦しみなんか味わうことがあろう。

とはいえ「自分の意思を貫いて生きること」はそう簡単ではありません。思考停止して周りに流される方がよっぽど楽。「それでも!」と大事にし続ければ、当然苦しみが伴うでしょう。

 

けれど何かに対して悩み、苦しむことはむしろ正常なんですよね。ぼくたちは正しい道を知っているからこそ、そのギャップに絶望し、自分の選択を呪い、苦悩しているわけですから。

 

ぼくはこの一文を読んで、『休学をしようか迷っていた時期』を思い出しました。間違いなく、人生の中で1番苦しんだ時期だったから。

 

  • 「こんな弛緩しきった大学生活を送っても、なんの意味もない。自分を変えたい。休学をして、今までとは違う環境に飛び込んでみた方がいいのだろうか?」
  • 「でも周りには休学をしてる人もいないし...。それに就活のときには、マイナスの評価を受けるかも...。」

今思えば正しい道に向かおうとしていたからこそ、周りの声が聞こえなくなるまで悩み、苦しんだのでしょう。

 

結果的には「えいやっ!」と勢いで休学したのですが、その思い切った選択に後悔はありませんでした。きっと正しい選択だったんです。今回「君たちはどう生きるか」を読んで、ようやく確信できました。 

 

すごく良い本だったので、原作も読んでみたい。